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寺院のご案内

寺院の概要

寺院名

ぜんじゅうじ

善重寺

宗旨 宗派

真宗大谷派

住所

茨城県水戸市酒門町2096番地2

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寺院の歴史や由来

宗派 真宗大谷派
創世年 1232年(貞永元年=寛永4年)

善重寺は山号を遍照山、院号を光明院と称し、浄土真宗の宗祖親鸞聖人の直弟・善念によって貞永元年(1232年)に創建され、以来およそ800年の歴史を有する名刹であります。
 善念は、鎌倉幕府に仕えた武士でしたが、関東教化のために常陸の国を訪れられた親鸞聖人と出会い、真宗の念仏の教えに帰依しました。その後、聖人の多数の門弟の中でも特に重要な直弟が選定され関東二十四輩(にじゅうよはい)と称されました。そして、善念はその第十二番に選ばれたのです。
 戦国時代には、本願寺と織田信長が足かけ11年間も戦った石山合戦において、善重寺は本願寺と念仏の教えを守るために尽力しました。
 江戸時代、水戸藩内の真宗寺院68ヶ寺を統括する筆頭寺院として触頭(ふれがしら)を200年間務めました。
 また、水戸藩第二代藩主水戸光圀(水戸黄門)公の厚い保護を受け、光圀公から聖徳太子木像を寄進されました。この聖徳太子像は「本朝無二(ほんちょうむに)の霊像」と称えられるほど、最も美しい太子像として知られ、国の重要文化財に指定されており、毎年、太子の命日2月22日に開帳されています。
 幕末の動乱の中で伽藍が焼失する災難に遭いながらも、明治時代に入ると、日本美術の復興を図った岡倉天心や渋沢栄一らの協力によって太子堂が再建されました。
 現在の善重寺は、全国から絶え間なく参拝者が訪れ、念仏の教えを伝える聞法の道場として、この地に法灯を掲げています。

アクセス情報

住所

茨城県水戸市酒門町2096番地2

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