お寺・お墓のアイエム TOPページ > 寺院のご案内 歓喜院
真言宗 智山派 | |
貞和元年(1345) |
歓喜院は、真言宗智山派の寺院で、川口市安行にある「密蔵院」の末寺です。飯田家の菩提寺として、貞和元年(1345=南北朝時代)に永乗法印が開きました。
飯田家は新堀で有力な土豪でしたが、天正19年(1591)、飯田八衛門は、徳川家康の所領と同時に新堀村の初代名主となって、完全に帰農しています。その後も新堀村の名主職を世襲し、維新後も戸長、安行村の連合戸長を務めた由緒ある家柄です。
歓喜院の本堂は、明治八年(1875)に消失してから、長い間仮の堂屋となっていましたが、約50年前に、東京の稲村にある普門院の木造本堂を解体して、歓喜院で再建したものが、現在の本堂となっています。
本尊は室町時代作といわれている秘仏の十一面観音です。
埼玉県川口市大字新堀247