2015年（平成27年）の秋のお彼岸期間は、9月20日～9月26日までの７日間になります。

ちなみに、秋分の日、春分の日は毎年変わるため、
お彼岸の期間は、秋分の日もしくは春分の日の前後３日を含む７日間と覚えておくいいでしょう。

お盆は、彼岸にいるご先祖が此岸に戻ってくる日であるのに対し、
お彼岸は、此岸が、彼岸に近づく日であるという違いがあります。
（彼岸は「あの世」、此岸は「この世」のことです。）

ちなみに、仏教用語での「彼岸」は、インドの言葉パーラミター（波羅蜜多）の訳語「至彼岸」の略です。

六波羅蜜（布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧）の修行をこなせば、
彼岸へ至ることができるという意味があります。

「お彼岸」の習慣というのは、「彼岸」という仏教用語はあるものの、
インドの仏教にはない、日本独自の習慣です。

春分の日・秋分の日は、太陽が真東から昇って真西に沈む季節の境目です。

昼夜の長さが等しくなる日とも言われています。

また、極楽浄土は西のはるか彼方にあると伝えられていることから、
春分の日・秋分の日には、彼岸と此岸がもっとも近くなると考えられるようになりました。

この機会に、ぜひお墓参りに行って、ご先祖さまに会いにいきましょう!

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